会長挨拶

同窓会会長から

同窓会会長・片山政明
提供:タウンニュース 大和版

皆さま、こんにちは。
神奈川県立大和高等学校同窓会 会長を務めております、7期生の片山政明です。

私が本校に入学したのは、昭和44年のこと。当時、校舎の周辺はススキの生い茂る広大な野原で、雨の日には中央林間の駅から、靴が泥だらけになりながら水たまりをよけて登校した日々が、まるで昨日のことのように思い出されます。

サッカー部に所属していた私は、毎朝の厳しい練習に明け暮れた後、眠気と闘いながら授業に臨みました。文化祭、体育祭、球技大会、修学旅行など、青春のすべてが詰まったあの時間は、今となってはどれもかけがえのない思い出です。そして何よりも、当時私たちを温かく導いてくださった恩師の先生方、先輩方、友人たち、そしてすべての関係者の皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。

あれから半世紀以上の時が流れ、令和7年3月には第60期生が卒業し、本校の同窓生は約18,840名までになりました。その多くが、社会のさまざまな分野で活躍していることは、私たち同窓会にとって誇りであり喜びです。その原点には、在学中に熱意をもって支えてくださった教職員の皆さま、そして見守り続けてくださった保護者の皆さまの存在があったことを、改めて心に刻んでおります。

これからも、大和高校の伝統を大切に守りながら、時代の変化に応じた新たな挑戦にも取り組みつつ、創立75周年、さらには100周年に向けて、同窓会としての役割を果たしてまいります。
どうか引き続き、皆さまのご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

末筆ながら、皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。

神奈川県立大和高等学校 同窓会会長 片山 政明